考えはじめようらの最期 
                      
                    
 〜最終回〜
 
坂 正毅さん(本町・上田支部)
    
      
光輝高齢者として 夢膨らませて・・・

 
  昭和20年7月、私が7歳の時、仙台空襲で15歳の姉が玄関で爆死しました。私も姉の後ろについて防空壕に逃げようとした

 ならば共に爆死していました。父も戦死したこともあって、それ以来戦争と死について考えるようになりました。

 それが今年で80歳を迎えることになり、よくここまで日本は戦争を起こさずに来たものだと、平和であることの意義を考え

 させられております。
 
  90歳、100歳でなおカクシャクとして活躍している人もおりますが、周りを見ると80歳代で旅立つ人もたくさんおります。

 私も80歳代をどのように過ごしたいか考え始めたところでした。

  そんなときに佐藤節子さんからご自身が書かれた「フツウのおばさんの旅日記」(文芸社)と題した本を頂きました。

 その中で後期高齢者ではなく、自分は光輝高齢者として生きてゆくと力強く書いてあり、これは素晴らしい生き方だと感服

 しました。年と共に姿形は衰えてゆくけれど、心は光り輝きながら毎日を過ごすことは健康寿命を延ばすうえでも大きな力

 になるだろうと思い、私もこの言葉を大切にしてゆこうと思いました。
 
  私はこれまでいろいろな団体に所属して活動してきましたが、自分が住んでいる地域との関わりがありませんでした。

 これからは医療生協の支部や町内会、老人クラブなどとの触れ合いを深めてゆこうかと思っております。

 そうした関わりの中から光輝高齢者としての毎日が生まれてくれたらと夢を膨らましております。