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 岩手民医連の実習は一人ひとりの希望を大切にするため、期間は一日からOK!内容も自由に組み合わせることが出来ます。
 地域の第一線の医療現場を自分の目で見て、触れて確かめて下さい。

〔実習例1〕
  午 前 午 後
1日目 オリエンテーション
施設、病院見学
往診 交流会
2日目 訪問看護 班会 --
3日目 病棟看護体験 MSWと懇談 医局学習会
4日目 診療所実習 グループホーム見学 まとめ

■低学年なら 実際の医療現場を見学・体験し、様々な職種と関わりながら医師がどんな役割を果たしているのか考えてみませんか。また病院外のこと、地域の患者さんの様子も実感できますので、求められる医師の姿や医療の在り方など、未来の医療の担い手として何をどう学ぶかを考える機会となります。
■高学年なら 大学の臨床実習では体験することが難しい、地域の第一線病院の特徴を生かした「プライマリ・ケア実習」が可能です。身体所見の取り方や問診など、基本的な診療技術をしっかり学べます手医師との懇談を通して、卒後研修のイメージづくりをしてみてはいかがですか。

実習の関連費用について
1.交通費については相談に応じます。
2.宿泊が必要な場合、実習中の宿泊施設をこちらで用意します。
3.実習中の食事についてはこちらで用意します。



◆実習の感想文 
【医学部1年生】
◆病棟看護実習、往診見学
 午後の往診見学では、寝たきりの患者さんから、家事も自分でこなす患者さんまで様々であった。医師や看護師が、患者さんの細かい生活上の問題点や困っていることを丁寧に尋ねている姿を見て、往診の意義を感じた。また、患者さんの自宅という「病室」の中で、知ることのできる情報の多さに驚いた。
 先生のお話の中で「医師として難しいのは、患者さんをその背景まで含めて診て、判断すること」というのがあった。患者さんを不安にさせな診察の仕方や、「分からないことは後で調べておく」と言える謙虚な姿勢など、身につけなければならない事はたくさんあるということを知った。これからも実習などを通して、先生方の診察から多くの事を学んでいきたい。

【医学部1年生】
◆1日目:病棟カンファレンス見学、MSW実習
◆2日目:包括支援センターにて訪問実習
 今回の実習では、医師という職業にただ就いただけでは絶対に見ることが出来ない、することが出来ない体験が出来た。医療を行うための土台を見ることが出来たと思う。
 カンファレンスの見学を通して、医療は実にたくさんの職種によって支えられているのだということを改めて実感できた。また、患者さんの病を根本から(例えば、生活習慣や環境)から治療しようと考えたときに、医師という職業の無力さを思い知った。MSWと患者さんとの面談を通して、患者さんだけでなく、その家族も医師に遠慮してしまい、思うままの意見が出せない現実があることを知った。自分は患者さんに真摯な対応をすれば、良好な関係を築いていけると単純に思い込んでいたが、それだけではどうしようもならない壁が存在しているのだと感じた。MSWは、生活環境への支援や家族との関係を築いていくうえで、もっとも頼れるスタッフだと思う。実習を通して、自分ひとりで出来ることをわかることが重要であると思った。出来ないところは他職種の力を借りて、協力しながら行うことの重要性を思い知った。

【医学部1年生】
◆小児科外来見学、病棟実習
 小児科は季節によって外来数に外来数に偏りがあり、冬は風邪が流行るので特に多いとのこと。そんなこともあって、今日は非常に忙しそうだった。だが、昨日に比べるとだいぶ患者数が少ないと聞き、正直体力勝負であると感じた。小児科なので、泣いて診察を嫌がる子も多くいたが、その中でも医師は優しくかつ冷静な対応をしており、状態を見抜く素早さに驚いた。1歳までの赤ちゃんは頭をなでるようして、頭骨のつなぎ目のチェックをし、成長状態の指標としているとのこと。そのような医師の何気ない行動で患者を診るというのがすごいなと感じた。
 午後の病棟実習では、患者さんの認知度チェックの結果と見た目とのギャップにショックを受けた。少し認知気味の患者さんが「苦しい」「先生が来ると思っていなかったので、来てくれて本当にうれしかった」と涙目で話す姿が忘れられない。
 医師に密着した実習で、とても満足している。特にも自分は今のところ小児科志望なので、小児科外来の見学は嬉しかった。もっと勉強を頑張らなければと改めて思った。

【医学部3年生】
 まず医療生協の組合員さんに見せる糖尿病をテーマにした班会企画スライド作りをしましたが、日頃大学で学んでいることがこんな所で役に立つとは思っていませんでした。日常の勉強の大切さを知ることができました。
 班会でのスライドの発表は、回数を重ねる毎に噛みくだいた言葉を使うポイントを掴めるようになり、患者さんに分かりやすく説明する良い経験になったと思います。これからも違うテーマについてスライドを作り、組合員さんの前で説明してみたいです。
 班会で組合員さん一人一人とお話をする機会があり、それぞれの人の川久保病院、盛岡医療生協に対する思い、期待を感じることができました。もっとたくさんの組合員さんとお話をして医療生協の中にとけ込んでいきたいです。患者さん、組合員さんと医師の対等な関係の大切さを改めて知ることができました。
 支部委員会では健康まつりや機関紙配りについての熱い話し合いを聞くことができました。こちらが話しに付いていくのがやっとで、支部委員の皆さんのやる気とパワーを感じました。こういう活動が医療生協を支えているのだなと思いました。
 2日間を通して、自分にとって医療というものが何なのかが少しずつ分かってきたように思います。またこれから医学を勉強する意欲にもなりました。充実した時間をすごせました。

【医学部3年生】
◆1日目:往診見学、地域包括支援センター実習
◆小児科外来見学、病棟実習
 往診見学は、今回で5回目になった。患者さんに声をかけながら、実際に聴診器をあてながらの実習で、自分の知識が増えていることや、出来ることが少しずつ増えていることもあり、5回目と言えど多くの事を学ぶことができた。
 2日目は急遽予定を変更しての小児科外来見学となったが、途中内科外来を手伝ったりという珍しい場面を見ることができた。専門はもちろんだが、それだけでなく、時には手伝えるような体制を持つことも一つの病院として成り立つには重要なように思えた。
 病棟実習では、内容が盛りだくさんだった。立場上、医療行為の見学となると緊張してしまうのだが、実際に触れることで、いろいろと体で学ぶことができ、とても面白かった。さらに知識を加えたり、練習したりして、今後に繋がるいい体験になったと思う。大学では、5年以上にならなければ触れられない実技も多いため、今回のような実習はとても参考になり、ありがたく、是非また参加したいと思う。

【医学部4年生】
◆1日目:小児科外来見学、病棟実習
◆2日目:糖尿病外来見学、心エコー見学、地域実習
 小児科外来の見学では、大学で習ったばかりの病気の患者さんに出会った。合併症を防ぐために血液製剤を使用するにあたり、患者さん家族への説明がとても丁寧でわかりやすかった。また、外来で診察に看護師さんがいないことに驚いた。患者さんが診察室に入ってきた時に、全体の雰囲気から細部まパッと見て、異常なところを探し出す、気づいてあげる観察眼が必要だと感じた。また、子どもが相手なので、泣かせない事が重要そうだったが、間合いの取り方にも技術を感じた。
 乳児の親への教育・指導も小児科医の役目で、細かな情報を提供できていて、座って学んでいるだけでは得られない事がたくさんあった。しぶっていないで早めに実習させてもらえばよかった。
 全体を通して、大学ではさせてもらえない体験が出来て、自信をつけることができたし、スタッフの方がみんな親切で病院の雰囲気もとても良かった。もっと早めに実習に来ればよかったと心底思った。次回も、職員のアプローチを引き続き教えてもらいたい。

【医学部5年生】
 本日は岩手町にあるさわやかクリニックとさわやかハウスを見学させて頂きました。さわやかクリニックの診療所は、地域の人々に支えられている診療所であることが、ボランティアさんのお話を通じて良く分かりました。実際、診療所の待合室では、お年寄りの和む姿や、入り口にある足湯につかる方、そして駐車場では地元の産地直売所などがあり、さわやかクリニックは『医療を提供する』という本来の目的の他に、コミュニティーの生活の場として機能していることが伝わってきました。人があって医療がある、という医療の本来のあるべき姿を垣間見る事が出来、大変貴重な経験をさせて頂くことが出来ました。
 又、外来での先生方の患者さんとの接し方や往診の見学などを通して、患者さん一人一人と十分時間を取って丁寧に診療をする、という事の大事さを改めて感じることが出来、自分も将来診療所で働くことになったら、ぜひ実践していきたいと思いました。
 川久保病院での実習1日目は往診・女性外来・小児科外来、そして夜は地域保健予防活動に参加させて頂き2日目は糖尿病外来・回復期リハビリ病棟回診・ディケア施設見学を見させて頂きました。
 実習を通じて川久保病院が地域の人々に根付いた「かかりつけ医療機関」の役割を持った病院である事が良く分かりました。プライマリケアの中核となる『予防』活動として実際に地域の中に出ていって人々に健康教育をされたり、又、病気にかかった際には急性期医療を行い、それと同時に退院後の生活を包括的にサポートする体制づくりをされたり、又、慢性期の患者さんに対しては、リハビリや定期検診を通じて患者さんが病気と上手に付き合っていける様に外来や往診といった医療を提供されたりと、病院が病気だけでなく患者さん一人一人の地域での生活レベルや生活の質にまで守備範囲を広げてバックアップしていくことが、地域に溶け込んでいく『地域医療』なのだと思いました。

 

在宅医療実習

 川久保病院では、開設当初より地域医療を実践し、往診や訪問看護を積極的に取り組んできました。
往  診 医師と看護師がペアを組んで在宅患者さんの家を定期的に訪問しています。病院では見られなかった患者さんの素顔や日常生活の様子、ご家族の中での役割・生活背景などを見ることが出来ます。
訪問看護 訪問看護ステーションがあり、患者さんが地域で安心して療養できるようサポートしています。病院やその他のサービスとの連携(地域医療ネットワーク)がいかに大切か、またご家族の介護の辛さなども実感できます。

MSW(メディカルソーシャルワーカー)との懇談

 世の中には医療を受けたくても受けられない人がいます。このような人たちの切り札的存在がMSWです。国民皆保険といいますがまだまだ制度に問題があります。社会福祉制度に精通したMSWの話しから現在の制度の問題点が浮き彫りになり、医療を提供する側からも何かできることはないのかと考えさせられるはずです。医療に対するモチベーションも上がることと思います。

外来見学

 外来では入院医療と違って、短時間で患者さんの訴えを把握して適切な判断をすることが求められます。メディカル・インタビューの技法や診察方法など医師の診療現場を見学することができます。


◆診療所実習

 盛岡市の北にある岩手町は高齢者率が約25%(約4500人)、老人のみの世帯は900前後、高齢者の1人暮らしが約400世帯ある中で医療機関は非常に数少ないのが現状です。
 岩手民医連は岩手町にも診療所(さわやかクリニック)をもっています。この状況の中で、あなたはどうすれば多くの人に医療・介護を提供できると思いますか?みんなで考えてみましょう。ポイントは施設収容型から在宅です。